ヘッジファンドの購入方法からおすすめのファンドまで完全網羅!
リターンが大きいヘッジファンドの購入は意外と簡単!
世間ではあまり知名度のないヘッジファンド。
ですがヘッジファンドは、通常の投資信託と違い、大きなリターンが得られる可能性がとても高く、資産運用にはぜひとも取り入れたいところ。
ではこのヘッジファンドを購入するにはどうすればよいのでしょうか?その購入方法については、世間的にはさらになじみがないですよね。
ただヘッジファンドの購入方法は全部で3つしかないので、意外と簡単に始められます!どんな方法があるのかますます気になりますよね!
そこで今回はヘッジファンドを購入する3つの方法を全て紹介し、さらにはおすすめのヘッジファンドまで徹底網羅します。これであなたもヘッジファンドを使った資産運用を始めることが出来ますよ!
では早速その3つの購入方法とは一体何かを紹介していきます!
Contents
ヘッジファンドを購入する3つの方法を全て紹介!
ではヘッジファンドの購入方法はというと、以下の3つになります。
- 証券会社などを通じて、ヘッジファンド型投資信託を購入する
- (プライベートバンクや投資助言会社を通じて)海外のヘッジファンドを直接購入
- 国内のヘッジファンドを直接投購入する
このようにヘッジファンドの購入方法はこの3つしかありません!各購入方法の詳細については後ほど詳しく説明しますが、基本的にはヘッジファンドを直接購入することが主流となっています。
ちなみに2つ目の「プライベートバンク」というのは富裕層向けにサービスを提供する金融機関を指し、また「投資助言会社」は投資顧問会社と呼ばれることも多いです。
いずれにせよ、これら3つの購入方法が具体的にどのようなものかは気になりますよね。それぞれ手数料等のコスト面で大きく違うので、それらを踏まえてヘッジファンドを購入したいところ。
そこで最初は、「ヘッジファンド型投資信託の購入」について解説していこうと思います!低コストな一方で、余計な手数料がかかるのだとか…。詳しく見ていきましょう!
低コストから始められる投資信託
ではまず「ヘッジファンド型投資信託とはそもそもどんなものか?」から解説していきたいと思います!
ヘッジファンド型投資信託とは
ヘッジファンド型投資信託とは投資信託の一種ですが、「ヘッジファンドと同様の戦略を取っている」点が一般的な投資信託と異なる点です。
基本的に投資信託の仕組みは以下のようになっており、投資家から預かったお金を運用会社が様々な投資商品に投資を行い、そこで得た利益を投資家に還元する形になります。
では「ヘッジファンドと同様の戦略」とはどういうことでしょうか?
それは「投資できる投資商品が多い」ことです。
通常の資産運用会社は多数の投資家から資金を預かっているため、取ることのできるリスクの大きさは限定的です。そのため投資信託は、基本的に株式や債券などのメジャーなものへの投資のみとなります。
一方で、ヘッジファンドの運用資産は少数の投資家から集めたものになります。なので比較的大きなリスクを取ることができ、株式・債券だけでなくデリバティブ(オプションなど)や商品(金など)にも投資することができるのです。
そのためヘッジファンドは投資商品の選択肢が多く、より大きなリターンを得ることができるのです。そしてこの仕組みを投資信託に取り入れたのが「ヘッジファンド型投資信託」というわけです。
いかがでしたか?投資信託を通じてヘッジファンドの購入を可能にするのが「ヘッジファンド型投資信託」というわけです。
ではこのヘッジファンド型投資信託についてのメリット・デメリットはどのようなものがあるのかを紹介します!まずはメリットから見ていきましょう。
低コストから始められるのがメリット
ヘッジファンド型投資信託の最大のメリットは「低コストから始められる」ことです。
通常ヘッジファンドの購入となると最低資金額が数百万円~1000万円ほどとなりますが、このヘッジファンド型投資信託では数万円から始めることができるのです。
これはありがたいですよね。ハードルが高いと思われているヘッジファンドの購入も、この投資信託を通じて簡単に行うことができるのです!
ですがこのヘッジファンド型投資信託にはもちろんデメリットも存在します。その世間にはあまり知られていないデメリットについて次に解説します。
不要なコストがかかってしまう…
デメリットは「不要なコストが発生する」ことです。この点についてはあまり世間には知られていない事実なので詳しく解説します!
一般的に、投資信託では「販売手数料」と「信託報酬」がかかります。
販売手数料は、投資信託を購入する際に証券会社などの販売会社に対して支払う手数料のことを指します。また信託報酬は、投資信託を持ち続けた場合に年に1度かかる手数料となります。
そしてこの販売手数料は購入額の0%~3%、信託報酬は年率2%~5%となります。例えば10万円で投資信託を購入した場合、販売手数料が約3万円、信託報酬が毎年2万円~5万円かかるというわけです。
ただここで注目したいのが「誰に手数料を払っているのか」ということです。
もし仮にあなたがヘッジファンド型投資信託を購入したとしましょう。その際、あなたは「ヘッジファンドに投資したい」と思って購入するのが普通ですよね。つまりヘッジファンドにお金を払うことをあなたは望んでいるはずです。
ただこの場合、その間に入る「証券会社」にヘッジファンドとの仲介手数料を払うことになります。これではそもそもの目的から外れることになりませんか?
この事実を踏まえると、手数料率こそあまり高くないとはいえ、証券会社に手数料を払うのは少し理不尽であるように思えます。
このようにヘッジファンド型投資信託では「不要なコストが発生する」点がデメリットとして挙げられます。この点は頭に入れておくと良いでしょう!
いかがでしたか?ヘッジファンドの購入方法の1つ「ヘッジファンド型投資信託」は低コストで始められる一方、証券会社などに余計なコストを支払う点がメリット・デメリットになります。
では続いて2つ目の購入方法「(プライベートバンクや投資助言会社を通じて)海外のヘッジファンドを直接購入する」について解説します!
海外の運用会社に投資する方法
ヘッジファンドは日本にはあまり拠点を置かず、海外に拠点を置くのが主です。そんな海外ヘッジファンドを購入する方法は金融機関を通じて行うか、もしくは直接問い合わせて購入するかの2つです。詳しく見ていきましょう!
ハードルが高い海外のヘッジファンド
海外のヘッジファンドを購入するとなるとハードルはとても高いです。その理由は主に、以下の2点です。
- 英語などの外国語で話す必要
- 一流のヘッジファンドマネージャーのファンドは枠が残っていない
まず何といっても海外のヘッジファンドを直接購入する場合は、英語で問い合わせる必要があります。これは英語を話すことができない方にとっては特に厳しいですよね。
そこで役に立つのがプライベートバンクや投資助言会社です。これらの金融機関に仲介してもらうことで、代わりに問い合わせをしてもらうことができ、言葉の壁は乗り越えることができます。
ただここでもやはり仲介手数料を支払う必要が出てきます。本来の目的がヘッジファンドの購入であることを考えると、やはり不要なコストとなります…。
そして2つ目に「超一流のファンドマネージャーのファンドは、枠が閉まっている」ことが挙げられます。
例えば、ヘッジファンド界では名高いジェームズ・シモンズ氏や報酬ランキングで1位のグリフィン氏などのファンドはとても人気のため、すぐに枠が閉まってしまいます。
そのため世界で名だたる超一流のヘッジファンドマネージャーのファンドを購入することはなかなかできません。これは意外とイメージと違うのではないでしょうか。
以上を踏まえると、やはり海外のヘッジファンドを購入することはかなりハードルが高いですよね。日本でまだヘッジファンドが発達していないこともその一因でしょう。
ただそれでも「海外のヘッジファンドを購入したい!」という方向けにおすすめの海外ヘッジファンドを紹介します。これから紹介するのは低コストから始められるファンドになります。見ていきましょう!
低コストで始められる海外ヘッジファンドとは
そのヘッジファンドとはマン・インベストメンツが運用する「Man OM-IP Eclipse 2010」という商品です。以下で詳しく解説します!
そもそもマン・インベストメンツは、コンピュータプログラミングを通じた先物取引などを強みとしている、イギリスのヘッジファンドです。運用資産も約10兆円超えと、世界第3位の運用資産を担うヘッジファンドとなります。
そしてこの「Man OM-IP Eclipse 2010」では、コンピュータを駆使した投資や金属・農産物などの商品のトレーディングを行うことに焦点を当てており、2010年からマン・インベストメンツによって運用されています。
このファンドの一番の魅力は「コスト」です。この商品への最低投資金額は5000豪ドル(約44万円)と設定されており、ヘッジファンドの購入にしては良心的な価格となっています!
もし海外ヘッジファンドを購入したいということであれば、まずはこの商品を検討してみると良いでしょう!
以上がおすすめの海外ヘッジファンドとなります。ぜひ一度マン・インベストメンツの商品を確認してみると良いでしょう!
では最後に、管理人の私が最もおすすめするヘッジファンドの購入方法「国内ヘッジファンドを直接購入」について解説します。おすすめの国内ヘッジファンドも合わせて紹介するので要チェックです!
国内の独立系運用会社への投資がおすすめ!
ではまず国内ヘッジファンドを直接購入するメリットから説明していきます。その最大の理由2つをこれから確認していきましょう!
国内ヘッジファンドを購入するメリット
日本に拠点を置くヘッジファンドは数少ないですが、それでもやはりヘッジファンドの購入には「国内ヘッジファンドを直接購入する」ことが一番おすすめです。その理由は以下の2つ
・日本語で問い合わせることができる
・不要な仲介コストが発生しない
があります。
まず何といっても国内のヘッジファンドには日本語で直接問い合わせることができます。ヘッジファンドはあまり得体の知れない分、日本語で何でも聞けるのはとても大きな利点です!
さらに国内のヘッジファンドを購入するとなれば、余分な仲介コストは一切発生しません!直接問い合わせれば資料がもらえますし、電話も丁寧に応対してくれます。
以上を踏まえると、やはり国内のヘッジファンドを直接購入することが断然おすすめです!では、その中でも特におすすめのヘッジファンド「M&S」を次に紹介したいと思います!
おすすめの国内ヘッジファンド「M&S」
M&Sは国内に拠点を置くヘッジファンドであり、企業との対話を重視するアクティビスト(物言う株主)ファンドです。この国内ヘッジファンドがおすすめの最大の理由は「過去の実績」です。
では具体的に過去のリターンはというと、以下になります。
年 | リターン | 2016年 | 45.3% |
---|---|
2017年 | 27.06% |
2018年(~1月末) | 2.87% |
毎年二桁台のリターンはキープしているのは驚異的ですよね。特に初年度(2016年度)のリターンは40%を超えているなど、さすがの一言に尽きます。
ちなみになぜこれほどのリターンが出ているかというと、優秀なヘッジファンドマネージャーがいるからです。彼は中国政府系ファンドでアナリスト、アメリカのスティールパートナーズでインターンを経験しており、運用スキルは注目に値します!
さらにM&Sは個人投資家も購入可能であり、数百万円単位から購入することができます!そのためヘッジファンドの中でも敷居は低いと言えますね。
以上、国内ヘッジファンドの中では「M&S」がおすすめです!今後ヘッジファンドの購入を考えている方は、ぜひ一度問い合わせてみると良いでしょう。
ではここまで述べてきたヘッジファンドの購入方法についてまとめようと思います!
これまでの内容とまとめ
これまで述べてきた通り、ヘッジファンドの購入方法は以下の3つになります。
- 証券会社などを通じて、ヘッジファンド型投資信託を購入する
- (プライベートバンクや投資助言会社を通じて)海外のヘッジファンドを直接購入する
- 国内のヘッジファンドを直接購入する
まず「ヘッジファンド型投資信託」を購入することで間接的にヘッジファンド投資を行うことができます。低コストで始められるメリットがある一方で、証券会社などに手数料を払うというデメリットもありましたよね。
そして2つ目は海外のヘッジファンドを直接購入する方法です。ただこの方法は英語で問い合わせることが求められたり、他の金融機関を仲介させる必要が出てくるのであまりお勧めは出来ません…。
最後に国内のヘッジファンドを直接購入する方法があります。管理人自身もヘッジファンドへの投資を行っていますが、やはり国内のヘッジファンドでありますと情報の開示を簡単に求めることができるので大変おすすめです!
そしておすすめの国内ヘッジファンドは「M&S」です。実績もよく、情報を積極的に開示してくれるので投資先としてはとても信頼できます!
以上、今後ヘッジファンドを購入するとなれば、まずは国内ヘッジファンドから始めてみると良いでしょう!